四種三味

~にない堂~

四種三昧(ししゅざんまい)は、比叡山で最も歴史の古い、基本的な修行です。中国の天台大師による『摩訶止観(まかしかん)』に基づく修行で、常坐三昧・常行三昧・半行半坐三昧・非行非坐三昧の四種です。
常坐三昧は、静寂な堂内に一人で入堂し、坐禅に没頭します。2度の食事と用便以外はもっぱら坐り続けます。

常行三昧は、念仏をとなえながら、本尊阿弥陀仏の周囲をまわり続けます。堂内の柱間にしつらえた横木を頼りに歩いたり、天井からつり下げられた麻紐につかまって歩を休めることはできますが、決して坐臥しません。
半行半坐三昧には、方等三昧と法華三昧があり、比叡山では法華三昧が行なわれています。五体投地や法華経の読誦からなり、歩いたり坐ったりしながら行をすることからこの名があります。
非行非坐三昧は、毎日の生活そのものが修行となります。期間や行法が定まっていないので、かたちを超えた本質に通じなければならず、必ずしも容易とはいえません。

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